くらし情報『89歳NPO法人理事長が伝授「“貧乏ばあさん”にならない70歳からの処方箋」』

2022年1月14日 11:00

89歳NPO法人理事長が伝授「“貧乏ばあさん”にならない70歳からの処方箋」

わが家にも交代で2名の方に、家事の手伝いに来ていただいています」

都道府県別に賃金は異なり、東京都は時給1,000円程度であるから、週3回ほど(1日3時間×月に10日程度)稼働すると、月額3万円程度の収入になる。

「さらに、出勤してこなければ、同僚や雇用主が『何かあったの?』と心配して連絡をくれるなど、安否確認の機能もあります」

【2】ひと転び100万円に要注意!

「高齢者の転倒・転落による死亡者数は年間約7,000人(’16年人口動態調査より)で、交通事故による死亡者数の約2倍です。運よく救命されても入院治療費などなにかと物入りになり、100万円以上かかることも。一度転べば大散財と心得ておきましょう」

最近でも3回は自宅で転倒し、階段の上からの転落経験もある樋口さんは、転ばないことを日々の最重要課題としている。

【3】リハビリ体操がおすすめ

「健康で動けることは何よりも大事です。ヨタヘロでも、いま備わっている体の機能を維持する努力を怠らないことです」

樋口さんが最もお金をかけていることは、月に2回講師が自宅に来て指導してくれるリハビリ体操だ。

「その日の体調に合わせて、ストレッチや軽い筋力トレーニングの内容を自在に組み立てられるというメリットがあります。

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