2022年1月23日 06:00
生稲晃子を“芸能界は嘘の世界だ!”と号泣させたミスコンでの事件
決勝戦は、新宿のスタジオアルタで行われたが--。
「その前に『どうも、あだち先生があなたを気に入っているらしく、優勝する可能性がある。当日は制服を着てきてください』と言われ、南ちゃんと同じようなジャンパースカートで行きました」
だが、“芸能事務所に所属していないこと”が条件だったこともあり、生稲さんはグランプリを逃してしまったという。
「帰りの電車の中で“話が違う。芸能界は嘘の世界だ”って、大泣きしました。一緒だった母は恥ずかしかったと思います」
しかし、このコンテストで生稲さんに魅力を感じたレコード会社から、おニャン子クラブのオーディションを受けてみないかと、電話があった。
「最初は失意のあまり『嫌です』と即答したんですが、『一度、スタジオに来てください』と言われて。トシちゃんがそのレコード会社から曲を出していて、レコードやポスターをたくさんいただき、説得されてしまいました(笑)。
“ダメでも普通の生活に戻ればいいだけ”と考え直し、おニャン子クラブのオーディションを受けることにしたんです」
それをきっかけにデビューした生稲さんは、芸能界での足場を築き、現在に至っている。
「南ちゃんは本当に好きなキャラクター、私の人生を変えてくれた存在なのは間違いありません」
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