2022年2月16日 17:59
2年前から行方不明だった4歳女児が祖父宅の隠し部屋から発見
米ニューヨーク州で2019年に忽然と姿を消し、行方がわからなくなっていたペイズリー・シュルティスちゃん(当時4歳)が、2月14日、祖父の家の階段の下から発見された。The Daily Freemanなどが報じている。
失踪当時、ペイズリーちゃんは親権を剥奪された両親によって誘拐されたと捜査当局は見ていたという。一向に所在が掴めないまま2年の時が経ち、ニューヨーク州ソーガディーズの民家に少女が監禁されているという情報が寄せられた。
その家は、ペイズリーちゃんの祖父にあたるカーク・シュルティスの家だった。警察が何度も手がかりを求めて訪ねていたが、決定的な証拠がないために強制捜査はかなわなかったが、今回、情報提供があったことでついに令状が発行された。
地元警察、州警察の捜査員が14日夜に踏み込むと祖父だけが在宅しており、「2019年からペイズリーには会っていない」といつものように捜査陣に告げた。
しかし、ソーガディーズ警察のエリック・ティエル刑事は地下に続く階段の構造に違和感を覚えた。
懐中電灯で照らしながら注意深く調べると、木の階段の隙間から毛布のようなものが見えたという。木の板を外していくと、階段下の“狭くて寒くて湿った”空間から少女と女を発見。