くらし情報『明石の泉市長がこども家庭庁に苦言「お金を使ってちゃんとするべき」』

2022年5月21日 11:00

明石の泉市長がこども家庭庁に苦言「お金を使ってちゃんとするべき」

そこで本誌は泉市長に取材をすることに。すると、冒頭のようにツイートの真意を明かした。さらに「国全体で、こども支援を本気でしなきゃダメなんです」と強く訴え、こう続ける。

「マスクさんは『世界の損になる』といいますが、日本国民にとっては“自分たちの問題”ですからね。損得関係なく、未来に関わること。命に関わる問題とも言えますね」

‘03年に国会議員となり、’11年4月の市長選で初当選となった泉市長。こども支援に一気に舵を切った結果、明石市の人口は9年連続で増加し、合計特殊出生率も’18年には1.70を記録。さらに8年で税収が32億円も増え、’10年度の市の貯金は70億円だったものの、’20年には112億円に。
うち2億円は、コロナ禍にも関わらず上乗せとなった分だという。

明石市の生活満足度は関西で1位に輝き、全国戻りたい街ランキングでも1位に。さらに調査の結果、9割もの市民が「住みやすい」と感じているとも判明している。■積極的な子育て支援に2つの理由

現在、12年目の泉市長。なぜ、こども支援にフォーカスしてきたのだろうか。そう尋ねると、泉市長は「理由は2つある」と明かす。

「一つ目は、“子供はすべからく支援対象であるから”です。

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