くらし情報『明石の泉市長がこども家庭庁に苦言「お金を使ってちゃんとするべき」』

2022年5月21日 11:00

明石の泉市長がこども家庭庁に苦言「お金を使ってちゃんとするべき」

子供が1人で社会を生き抜くことはできません。どうしたって支援が必要なんです。

それに親が子育てをしっかりやるとは限りません。何らかの理由で途中から、子供を大事に思うことができなくなる人だっています。なので、子供の貧困や虐待死があるわけです。人間は悲しい生き物ですからね。『子供を社会のみんなで支えていく』というのが私の大きなテーマです」

そして、二つ目の理由は「子供は日本の未来だから」と話す。

「子供の数が増え、無事に育っていくというのは日本の未来にも繋がります。
いま現役の人だって、必ず世代交代しますからね。老いた時に支えてくれるのは、今の子供たちですよ。それなのに日本は子供に冷たい。私は大学時代、教育哲学を専攻していました。『子供に冷たい社会に未来はない』と論文に書きましたが、悲しいことに、その冷たさは加速しているように感じます」

日本全体の問題を解決するための道のりは長い。しかし、「市長ならひとまず、明石の街を変えることはできる」という。

「市民の皆さんから預かった税金で施策を行うことで、街のみんなで子供を支援する。すると子供だけでなくて、街のみんなもハッピーになるんです。


俗っぽい言い方になりますが、地域経済も回りますからね。

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