2022年5月25日 11:00
“カップヌードルの上で溶けたアイス”が大バズリ!日清語るユニークグッズ制作の苦悩
そこで本誌は、日清の広報に取材をした。すると担当者は、こう語った。
「カップヌードルの公式SNSアカウントでは、楽しみながらブランドに愛着を感じていただけるよう、思わず誰かに話したくなるようなユニークな投稿を心掛けています。投稿案は、宣伝部の社員が広告会社の協力を得ながら検討しています。
制作は協力会社にお願いすることが多いですが、簡単なものであれば社員が試行錯誤しながら作ることも。社員がスマホで撮影した画像を投稿することも少なくありません」
■試作を重ねて、質感を調整。投稿文や撮影にもこだわりが
続けて担当者は「完成度の高さにこだわっているので、納得いくレベルに仕上げるまでは、毎回苦労します」といい、溶けたアイスのフタ止めフィギュアの制作秘話を明かしてくれた。
「今回のアイスの場合は、パッと見た時に驚いてもらえるよう、アイスのリアルな溶け具合を再現することにこだわりました。
2度の試作を通じて、アイスの質感やフタから垂れているアイスの量などを調整しました。
また制作物の完成度がいくら高くても、見せ方が悪いと台無しになってしまうので、理解しやすく、かつ面白いと思っていただけるよう、投稿文や撮影の構図などを最後の最後まで練りあげていきました」