2022年5月26日 15:50
益子直美、大黒摩季も告白した不妊治療の葛藤…“母になることがすべてではない”という選択肢を
2人の50代女性有名人の不妊治療にまつわる告白が話題になっている。その苦しさや葛藤に共感する声も多くーー。女性たちを最前線で診療する不妊治療の専門家に話を聞いた。
《不妊治療中に「急ぎなさい」とか「ご主人が若いから大丈夫よ」とか「あなたもスポーツをやってたんだから大丈夫」とか、本当にたくさん声をかけていただきましたが、そのたびに心はズキズキしてました》(5月17日配信「Yahoo!ニュースVoice」、益子分引用は以下同)
こんな苦悩を明かしたのは、元バレーボール女子日本代表の益子直美(56)。
今年4月から、不妊治療の保険適用が始まった。そんななかで、このところ不妊治療の体験を告白する女性有名人が相次いでいる。
益子や、歌手の大黒摩季(52)らがそうだ。
益子は、40歳で結婚後、3年ほど不妊治療を試みたが、子どもを授からず、45歳で治療をやめている。
大黒は、子宮疾患を抱えつつ30代から不妊治療を行い、何度か妊娠したものの流産。米国で代理母出産を試みたが成功に至らず、40代後半で不妊治療を卒業した。
2人に共通するのは、不妊治療がうまくいかず、妊娠・出産を断念したこと。