2022年6月22日 06:00
山下智久 出演時間、評価ともに惨敗…夢の海外ドラマで若手俳優よりまさかの格下扱い
その一方で、山下よりはるかに長い出演シーンをマン監督にもらい、強烈な印象を残したのが、若手俳優の笠松将(29)だった。
「笠松さんは髪をオールバックにして、ヤクザのリーダー役・佐藤を演じましたが、主演のアンセル・エルゴートさん、渡辺謙さんに続く3番手といえる活躍でした」(映画ライター)
笠松はキャリアは10年近いが目立った作品がなく、山下にとって格下といえる俳優。実際、放送前に行われた対談では、笠松が山下への尊敬の念をあらわにしていた。
「笠松さんは昔から山下さんのことが大好きだったんです。撮影中には食事に行くなど親密になり、『カリスマって何ですか?』と質問して山下さんを驚かせたこともあったそうです」(芸能関係者)
しかし出演決定時の扱いでも格差は歴然。山下にはキャスティング担当者からの電話であったが、
「笠松さんはオーディション時から10回ほど監督と会い、1回で5時間以上の打ち合わせを行うなど、人間性までとことんテストされました。それでも撮影直前まで“決定”が伝えられなかったという熱血指導っぷりです」(前出・映画ライター)
その成果か、米大手映画賞予想サイト『アワードデイリー』では「『TOKYO VICE』で最も魅力的なキャラクターは佐藤だ」