2022年7月7日 19:35
『遊戯王』高橋和希さんが急逝…ファン悲痛も訃報に「死者蘇生」と反応する人に“不謹慎”と物議
(出版関係者)
‘04年に連載が終了してからも、アナザーストーリーやカードゲームのデザイン提供など『遊戯王』に密接に関わり続けてきた高橋さん。ネット上では、高橋さんの早すぎる死を悲しむ声が相次いだ。
《信じられない。信じたくない。弟たちと遊戯王カードしてただけにショック大きすぎる…》
《嘘だろ…冗談ならそう言って欲しい…小さい頃から遊戯王に触れてただけに衝撃が大き過ぎる…素晴らしい世界をありがとうございました》
そんななか、一部が行った高橋さんへの哀悼の意の示し方を巡って波紋が広がっている。
「SNSで高橋さんの訃報を報じたメディアの投稿に対して、悼みながらも『遊戯王』に登場するカード『死者蘇生』の画像を貼る一部のファンがいたのです。『死者蘇生』とはゲーム内で墓地に送られたモンスターをフィールドに復活させることのできる魔法カードで、その能力から多くのプレイヤーが愛用していました。高橋さんが亡くなったことをまだ受け止められず、“生き返ってほしい”といった思いも込めてニュースに対して『死者蘇生』のカードを貼ったのかもしれません。
しかし、漫画終盤では、“死者の魂は現世に留めてはならない”という別れのメッセージとして使われたカードでもあったので、高橋さんの死に際して『死者蘇生』を引用することに嫌悪感を示す人が多くいました」