水族館館長の“カワウソ吸い”写真に批判続出→謝罪…抗議した保全協会が指摘する危険性「ペット飼育を助長する」
過度なふれあいや、「ペットとしての飼育を助長するような情報発信」に当協会は抗議します》と批判していた。
さらに館長の両手にはネイルが施されており、少なくとも3つの指輪を着けていた。そのため、《化粧した顔マニキュアの指それって動物に良くないと思いますが?》《アクセサリーつけたまんまなの驚いた》といった厳しい指摘も。
多数の批判の声を受けて、桂浜水族館は10日にXを更新。「コツメカワウソに関する投稿について」と題する文書を発表し、《2023年9月2日に当アカウントが投稿しましたコツメカワウソに関する発信の内容において、不適切であるとご指摘をいただきました》とコメント。そして、次のように謝罪した。
《カワウソをはじめ生きものを愛する皆さまにご迷惑をおかけしてしまいましたこと、また、桂浜水族館を応援してくださっている方々に大きな不安やご心配をおかけしてしまいましたことを心よりお詫び申し上げます》
いっぽうコツメカワウソの赤ちゃんは、《日々体重を増やし、5頭とも元気に成長しております》とのことだった。
■“カワウソ吸い”はなぜダメ?背景にあるSNSの「映え」
果たして、生まれて間もないコツメカワウソを“吸う”といったスキンシップには、どのような悪影響があるだろうか?そこで本誌は、「日本アジアカワウソ保全協会」