「僕を利用してください」羽生結弦と『24時間テレビ』で交流の被災地農家が明かす“絶大な反響”
くしくも今夏、羽生は’14年から9年間出演を続けていた『24時間テレビ』を“卒業”していた。
「どうして番組に出なくなったのか、ファンは心配していました。ですが厚真町の動画で、テレビに出演しなくてもこっそり復興支援を継続してくれていることがわかって、やはり彼はさすがだと思いました」(羽生ファン)
極秘で行われていた、羽生の支援活動。その裏側について、山口さんご本人に話を伺った。
「震災後、全国各地から支援いただいたなかでも、東北からの支援がいちばん多かったと聞きました。そこで厚真町としては、動画を通じて、特に東北の方に強く感謝を伝えたいと思ったそうです。もし羽生さんに協力いただけたら、東北の方々がたくさん目にしてくれるかなということで町からお願いしたら、快諾していただけたみたいで。そのあとに、僕に対談の依頼がきました」
対談当日は、久しぶりの再会に、懐かしさと喜びがあふれたという。
「また羽生さんに会えたことは、間違いなくうれしかったです。ハスカップを食べたとき、前回の味と比べて、『あのときよりえぐみが少ないかもしれない』と感想を話してくれたことに大変驚きました。覚えてるんだ、と思って……。