趣里 大怪我でバレリーナ断念、恋人が芸能界追放…朝ドラヒロインまでの“十四光”ではない壮絶半生
若手俳優にあるまじき失態で、事務所を解雇され、芸能界から追放状態になり、破局――。父の水谷さんもこの顛末に怒っていたと聞いています」(芸能関係者)
その後、趣里は所属事務所を退所し、一時はフリーランスに。長い下積み時代が続いていたが、ある信条だけは曲げなかったという。
「彼女は両親ともに大物なので、“親の七光”ならぬ“十四光”女優ですが、親の名前には一切頼らないと誓っていたそうです。何年かかっても自分の実力だけで売れてみせるという覚悟があって、二世女優としては珍しいタイプだなと感じました」(前出・演劇関係者)
趣里は有言実行で’16年に『とと姉ちゃん』(NHK)で注目を集めた。しかし、彼女の女優としての目標はその先にあったという。
「『朝ドラの主演を張る』と常々口にしていたそうです。その姿を両親に見せることで、どん底だった自分を救ってくれた2人への恩返しになると考えていたようです。
実際、彼女は出演した『とと姉ちゃん』を含めて朝ドラの主演オーディションを過去3度受け、落ちています。今回の『ブギウギ』が“四度目の正直”となりました」(前出・制作関係者)
悲願だった朝ドラヒロインの座をつかみ取った趣里。