「登場人物に対する愛着が違う」『あんぱん』放送1ヵ月で見えた不評『おむすび』との“明確な差”《5月前半読まれた記事》
25年5月前半に、『WEB女性自身』で反響が大きかった記事を再配信でお届けします。記事中の肩書きや情報などは掲載時のままです。
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3月31日から放送が始まったNHK連続テレビ小説『あんぱん』。物語はまだ序盤だが、放送開始から1カ月経った現時点ですでに前作の『おむすび』”超え”は間違いないと好評だ。
同作は『アンパンマン』を生み出した漫画家のやなせたかしさんと、その妻・小松暢さんをモデルに、激動の時代を乗り越えて、人々に希望を与える国民的作品に辿り着くまでの夫婦を描いた物語。小松暢さんがモデルのヒロイン・朝田のぶを今田美桜(28)が、やなせたかしさんがモデルの柳井嵩を北村匠海(27)が演じている。
放送前から高い注目を浴びていた同作だが、TVコラムニストの桧山珠美さんはこの1カ月間の感想を「期待通り」と高評価。その理由を解説してもらった。
「1週目から怒涛の展開で、ここまでずっと楽しく見られています。主演以外の登場人物にもちゃんと繋がりや縁があって、それぞれのキャラクターにもスポットライトが当たり際立っています。松嶋菜々子(51)演じる強烈な崇の母親や、今後”ロス”が確定している中澤元紀(25)