2018年3月7日 06:00
“健康長寿の家”に法則アリ!環境づくりで病気リスク軽減例も
■就寝前の照明の色を変えて発がんリスクも低減
乱れがちな睡眠リズムの調整に重要なのが照明の調節。生体リズムに合わせ、昼は100ルクス程度の明るく白っぽい光、夕方以降は50ルクス以下の暗めで赤っぽい光に調整することで、快眠が得られるという。夜更かしや不規則な生活で睡眠リズムが乱れると、発がんリスクが高まるという研究報告もあるので気をつけたいところだ。
■ベッドの配置を変えるだけで自律神経も整えられる
疲れを取る特効薬といえば睡眠だが、自律神経のバランスが崩れると生体リズムが乱れて睡眠の質も低下する。良質な睡眠を確保するためには寝室の環境を整えることもお忘れなく。ベッドを窓際に配置し、カーテンを少し開けておくだけで、朝の光で心地よく目覚めることができる。エアコンの風が直接当たらない位置がベター。
■床暖房は暖かいだけでなく運動不足も解消してくれる
人は暖かい環境のほうがよく動き、活動量が増えるという報告がある。
とくに、床の暖かさが活動量に影響していることは、複数の幼稚園での調査でも検証されている。