くらし情報『ダイエット中で発見遅れ…漫画家・内田春菊が“がん”に気づくまで』

2018年4月8日 06:00

ダイエット中で発見遅れ…漫画家・内田春菊が“がん”に気づくまで

 

育児マンガを描いていることもあり、その際にアドバイスをもらっている産婦人科医に相談すると『すぐウチの病院に来なさい』と言ってくれた。

「そこから、早かったです。1~2日後に病院に行って、CTと血液検査、触診をして、がんと確定できたみたいです。誰も『がん』とは言ってくれないんだけど、医師同士が『大腸がんの専門家はいないの』『人工肛門は免れそうか』とやり取りしているから、告知されたようなものです」

知人に大腸がん経験者がいるので、このころはすぐに死ぬような状況ではないと考えていたという。

’15年の年末から、抗がん剤治療を開始。人工肛門を避けるためにも、できるかぎりがんを小さくして切除手術に臨む治療プランが立てられた。内田さんはシャツの第2ボタンを外し、右鎖骨下の傷口を見せてくれた。

「男の人の親指くらいの大きさの穴を開けて、抗がん剤を注入するポートという器具を埋め込むんです。
局所麻酔だから、処置の間も意識があるんですね。鎖骨の下をジョキジョキハサミで切られている、なんとも言えない感覚が……」

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