くらし情報『人工肛門でも前向きに!『がんまんが』で描いた内田春菊の闘病生活』

2018年4月8日 11:00

人工肛門でも前向きに!『がんまんが』で描いた内田春菊の闘病生活

3時間半の大手術だった。

「人工肛門については、ほぼつけることになりそうだと聞いていましたが、一縷の望みを捨てたくないんですね。そういった意味では、覚悟はできていませんでした。だから入院当日に、人工肛門をつける場所を決めて、おなかにマーキングしたときは“なんで?まだ決まっていないのに”って」

現在、身につけている1枚800円ほどの使いきりの袋や、2日で1回くらい取り替える500円ほどのフィルターなどの器具は、これから一生涯使い続けることになる。

「でも、慣れれば着脱は簡単だし、排せつ物をためる袋は1日1回、取り替えるだけ。袋は中身の見えないタイプもあるんです。お風呂も普通に入れますから、まだ行っていませんが、温泉にだって入れます」

それでも、けがなどで四肢を切断したとき、切断した部分が痛むような“幻肢痛”に悩まされることもある。 

「同じようなことを体験しました。
おなかが痛くなると、ないはずの直腸あたりが痛むことはあったりします。でも、出る爽快感は味わえなくても、散々悩まされた便秘の苦しみからは解放されました。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.