2018年4月13日 06:00
シルクさん「余命半年」胃がん母に“笑顔”戻った理由
おかげで“家に閉じこもってしまう”という心配もなくなりました」
厚生労働省統計による、日本人の死亡原因は男女共に「がん」が1位。死亡者全体の約30%を占めている。もし、愛する家族が突然がんを告知されたら、どう対応すべきか。誰もが悩むはずだ。だが、シルクさんの体験談に、そのヒントがあるのではないだろうか。
「がんと闘うのではなく、がんと共存しながら一緒に生きていく。私たち姉妹はそうやって母を支えています。がんは急には消えないし、やっつけようとすればするほど、牙をむく。
そんな気がするからです。母ががんを告知されたときは、『がんと一緒に生きていこうね』と語りかけました。そのうえで、自分にできることを考える。食事のことでは『今は胃腸を休めてゆっくりやっていこうね』、筋トレでは『こんな運動もいいから一緒にやろうね』と、常に声をかけながら母を巻き込んでいきました。ただ、何をやるにしても、自分が健康でいることも大事かな」
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