2018年4月25日 16:00
雅子さまを「会見拒否」に向かわせる“15年前のトラウマ”
しかし、前出の宮内庁関係者の表情は暗い。
「現時点で、銀婚式の記者会見を実現するのは、非常に難しい気配です。なぜかというと、雅子さまご本人が、会見出席を断固として拒否されているからだそうです」
適応障害の療養に入られる前は雅子さまも、多くの記者会見に臨まれてきた。
「しかし、それが批判的な報道に繋がったこともあり、雅子さまにとっては“トラウマ”というほどの体験だったようなのです」
そう話すのは、ベテランの社会部記者だ。
愛子さまご誕生後の’02年12月、ニュージーランド、オーストラリアご訪問に際しての会見では、ご結婚後8年間お子さまに恵まれず、なかなか海外に出られなかった苦しさをお話しになった。それは、海外生活が長く、外交官を志されていた雅子さまにとっては率直なお気持ちだった。
だが、言葉尻をとらえて「皇室の将来を担う男のお子さまを産むことより、自分の好きな海外訪問のほうが大事なのか」などと筋違いの批判をする記事も散見された。
「雅子さまにとっては、悪夢のような出来事だったでしょう。