くらし情報『「ワンコインならゲーセンのコインでもOK」“元祖子ども食堂”の思い』

2018年5月19日 16:00

「ワンコインならゲーセンのコインでもOK」“元祖子ども食堂”の思い

 

「最近の若いお母さんたちを見ていると、教育費にお金がかかりすぎるせいか、食費から削っているように見えます。私など、体を作るものは削れないと思って生活してきましたが……」

驚いたのは、一人で食事をしている“孤食”の子どもの多さだという。

「とにかくお水で食事を流し込む子どもが多い。テレビを見ながら、だからではないでしょうか。いくらカロリーを十分取っていても、孤食で黙々と食べていては味もわからないし、身にもならないのでは。きっとお母さんがいても、忙しくて、そこまで気がまわらないんでしょう。だから私はつい、『よくかんで食べなさい』って、いつも怒ってる人になる(笑)」

ときに近藤さんに愛ある小言を言われながら、子どもたちやシングルマザー親子が食事するかたわらで、一人暮らしの高齢女性が編み物をする光景は、今後の地域社会が向かうべき姿を示しているようだ。

近藤さんは、これら地域での活動が認められて’16年、社会貢献者賞を受賞。
そして’17年春、子ども料金を100円から「ワンコイン」

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