2018年6月4日 11:00
「候補者男女均等法」が成立!小池都知事が語る2030への挑戦
まずは女性候補者を立てなければ増えない」
さらに、’12年の自民党時代には、党内に委員会を立ち上げた。
「『女性が暮らしやすい国はみんなにとっていい国だ特命委員会』という長い名前の会です。通称『1192特命委員会』。そこで掲げた政策の1つが、『2030』の達成でした」
「2030」とは「2020年までに女性議員や女性管理職を30%に引き上げる」という運動のことだ。’16年に東京都知事に就任した小池都知事は、昨年7月の都議会議員選挙でこの目標にチャレンジした。
「都民ファーストの会は、17人の女性候補者を擁立し、全員が当選を果たしました。法というより、政党や会派のリーダーに本気の意志があれば、挑戦し、実現できることなんです」
現在、都民ファーストに所属している都議会議員のうち、女性議員が占める割合は32%と、30%の目標をクリアした。さらに、都議会でも女性比率28.5%と飛躍している。
女性議員が増えるメリットを小池都知事はこう語る。
「女性議員は、世の女性たちと同じ苦労をして、同じ目線で課題解決のために努力をすることができます。