デパート店員が言う「ゴハチ様」って誰のこと?
「ゴハチ様がいらっしゃったからあいさつして」
「承知しました」
店員さん同士のこんな会話を耳にしたら、「“ゴハチさん”という客が来たんだな」と認識しますよね。
ですが、デパートでこんな会話がされていた場合、必ずしも“ゴハチ”という名前の客が来店したとは限りません。
というのも、「ゴハチ様」はデパートにおいて、ある特徴をもつ客を指す隠語なのです。
いったいどのような客を指すのかわかりますか?
答えは、「お得意様」。
頻繁に訪れてくれる常連のお客様=お得意様のことを、百貨店の隠語では「ゴハチ様」と表します。
接客を重視するデパートでは、直接的な言葉でお客に不信感や不快感を与えないよう、このような隠語を使って業務連絡するケースが少なくないようです。
なぜお得意様が「ゴハチ様」?隠語の由来
「お得意様」と「ゴハチ様」、まったくつながりのない言葉に思えますよね。
なぜお得意様を「ゴハチ様」と言うようになったのでしょうか。その答えは、「ゴハチ」を数字に変換することで見えてきます。
「ゴハチ」を数字にすると、「5」と「8」。
「5×8=40」