間違ったダイエットで摂食障害を患ったことも。「バチェラー」初代ヒロイン・蒼川愛さんが「今の自分が好き」と言えるようになるまで
ずっと自分の外見に自信が持てなかった
――幼少期の蒼川さんはどんなお子さんでしたか。
蒼川愛さん(以下、蒼川)引っ込み思案で、人からどう思われているのかが気になるタイプでした。自分の気持ちを人に伝えるのが苦手かもしれないと、はっきり自覚したのは中学生くらいのときですね。
所属していた合唱クラブに、歌も踊りも常に1番で憧れの女の子がいたんです。その子に憧れる反面、どこかで自分に劣等感を感じていました。自分の容姿や体型にも自信がなかったし、周りの友達と比べてなんで私はできないのかと、自分を下げるような悪いクセがついてしまったのかもしれません。
――今の蒼川さんからは考えられないです。自分を好きになるために続けてきたことや意識的に変えたことはありますか?
蒼川まずは外見から変わって自分のことを受け入れたいと思って、ダイエットや肌について勉強をしたり、メイクの仕方を練習したりしました。
もともと勉強することは好きだったし、美容にも興味があったので夢中になって。でも間違ったダイエットで摂食障害になってしまったこともありました。
大学生になって美容熱がもっと高まると、美容メディアを運営する会社のインターンとしてライター活動に取り組みました。