くらし情報『学校で「お前の服ボロボロ」と言われた―ひとり親家庭の【衣服の貧困】、7割超が子どもの服の新調を諦めている』

学校で「お前の服ボロボロ」と言われた―ひとり親家庭の【衣服の貧困】、7割超が子どもの服の新調を諦めている

約8割が「必要な衣服を買えなかった」経験あり

目次

・約8割が「必要な衣服を買えなかった」経験あり
・7割超が「子どもの服の新調をあきらめた」経験あり
・衣服の困難が対人関係や学校生活に影響する場合も
・調査概要
Sub1


「過去1年間に必要な衣服を買えなかった経験」について、回答者[1]の8割近くがその経験があると答えました。

自由記述回答では、「服や靴が買えず、全員靴に穴が空いているため、雨の日が辛い」といった悲痛な声が寄せられました。


7割超が「子どもの服の新調をあきらめた」経験あり

Sub2


ひとり親家庭になって以降の衣服の使用・調達状況に関して回答[2]を得たところ、ひとり親家庭の保護者において、自身の古くなった服(破れている・形が崩れている・落ちない汚れがある等)を着続けることが「かなりある」回答者は38.3%、「まあまあある」回答者は46.0%に及びました。


Main


さらに、子どもの服について、「経済的に余裕がないことが理由で、子どもの服が古くなった時やサイズが合わなくなった時に新しく購入することをあきらめた経験がある」(「かなりある」「まあまあある」)と答えた回答者は7割を超える結果となりました。

回答者からは下記のとおり、衣服にまつわる困難の声が寄せられました。

・「まず食べること、学費、光熱費、家賃です。残りがあれば衣服を買いますが、ひとり親になってからは私の収入だけなので余裕がなく贅沢出来ません」

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