昨年12月に文科省が出した“通知”を約2割の女子学生が知らず。受験と生理が重なることが不安な人は8割以上
と回答した人もいました。
その理由として、「他の体調不良では考慮されないこともあるので、不公平に感じるため」は中高生56.3%、母親58.3%、「利用条件があり、実際に活用するのは難しいと感じるため」は中高生43.8%、母親25.0%、「生理日はある程度管理できるので、事前に対策をとるべきと感じるため」は中高生12.5%、母親33.3%という結果となりました。
他の体調不良が考慮されない場合もあることから、6割近くが、制度を不公平だと感じていることがわかりました。
ほとんどの女性に毎月のように当たり前に訪れる生理ですが、それに伴うカラダとココロの変化には個人差があり、またストレスや環境の変化により、時には普段と違う症状が出る場合もあります。
日頃から女性自身が自分の生理と上手に付き合うことも必要ですが、受験という挑戦の場に女性たちが安心して臨むためには、周囲の理解やサポートも整うことが大切ではないでしょうか。
試験会場の設備とルールに関する声が多数。生理に対して求める配慮とは?
最後に、受験と生理に関することで、どのような配慮があるといいと思うかを自由回答で聞いたところ、「トイレに行きやすいよう配慮してほしい」