襲名を控える菊之助が強い決意 三谷幸喜の新作、野田版『研辰の討たれ』ほか上演発表も【松竹創業130周年記念ラインナップ発表会より】
と挨拶し、「名前を受け継ぐということは、歴史を築き上げてきてくださった先人たちの知恵、技術、心を継承し、広く伝えることだと思っております」と思いを熱弁。「古典を継承し、発展させ、世界の皆様にお伝えしていくことを襲名のテーマにしたい」と強い決意を示した。
松竹は現在、「日本文化の古典、伝統を継承、発展させ、世界の文化に貢献する」を経営理念に掲げており、「まさに一致しております。松竹は毎月のように歌舞伎を興行してくださり、守ってきてくださった。その松竹と、歌舞伎役者が手を携え、よりお客様に楽しんでもらえる作品を(作りたい)」と共闘を誓った。
当代の七代目・尾上菊五郎は名前を変えず、引き続き菊五郎を名乗ることになっており、400年続く歌舞伎の歴史上初めて、同じ大名跡が同時にふたり存在することに。この件は、昨年5月に記者会見で発表され、大きな反響を呼んでおり「記者発表の時には、多くの皆さんが、びっくりされたと思うんですが、父がいつまでも元気で現役で、名乗って参りました名前を全うする。父の思いを家族で支えるという一族の総意で、これからも進んでいきたいと思っております」と、思いを新たにしていた。