2021年6月17日 13:30
短編映画プロジェクト「Disney Launchpad」ディズニープラスで配信中 『アナ雪』や『モンスターズ・インク』との共通点とは?
監督を務めたモキシー・ペンは「ガブリエルみたいな子だった」そうで、自身の経験をもとに「あるがままの僕を受け入れてくれる人がいる」という想いを本作に込めたという。
「ありのまま生きる」というテーマは、全世界を魅了したディズニー映画『アナと雪の女王』とも重なる。エルサが他人とは違うことに悩みながらも「ありのままの自分になるの」と歌い上げるさまは、王子様と結ばれることをゴールにしない新たなプリンセス像を打ち出すとともに、多くの人々の心を揺さぶった。愛を感じながら、自分の人生を歩んでいく『リトル・プリン(セ)ス』のガブリエルもきっと、観た人の背中をそっと押してくれる存在となるはずだ。
また人間とバンパイアの間に生まれた少女の悩みをコミカルに描いた『若きバンパイアの憂鬱』も、にぎやかなストーリー展開の中に「多様性」や「ボーダーレス」という、力強いメッセージがあふれ出す1作。アン・マリー・ペイス監督は「私はメキシコ系アメリカ人で、バイセクシュアルなんです」と告白している。どのアイデンディティに属するのか葛藤しながら大人になったといい、その不安を主人公の少女ヴァルに投影した。
ヴァルの通うモンスター学校で、学生たちは「人間は敵!」