くらし情報『さらなる飛躍の予感! 木竜麻生「去年ですべての運を使い果たした(笑)。今年が勝負」』

2019年4月26日 08:00

さらなる飛躍の予感! 木竜麻生「去年ですべての運を使い果たした(笑)。今年が勝負」

劇中で、彼女は自分のことを弱い人間と嘆いていますけど、私はむしろ強いんじゃないかと思いました。自分の弱さを認めながら、それでもなお立ち上がる。そこがかっこいいなと今でも思っています。公開時、観てくださった方から『花菊が何度倒されてもたちあがってぶつかっていくところに勇気をもらいました』と言われたりすると、少しでも彼女の強さを表現できたのかなと思ってうれしかったですね」

物語は、家出娘、元遊女など訳アリの事情を持つ娘があつまった女相撲一座と、格差のない平等な社会の実現を目指すアナキスト・グループ「ギロチン社」の男たちを通して、大正末期に漂った不穏な時代の空気を描き出す。その物語にはこんなことを感じたという。「瀬々監督からこう言われていたんです。『当時のことをあまり勉強しすぎないように。大正時代の話ではあるけど、今現在の若者であるあなたたちがどう見るのかを感じたい』と。
だからあえて深く勉強はしなかったんですけど、それでもいろいろと感じるところはありました。たとえば、女相撲の面々は真剣勝負を見てほしいのに、勧進元に胸がはだけたりといったハプニングのある見世物的なものが求められたり、夫の暴力に妻が抗えなかったり。

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