2021年12月9日 17:00
Wキャストの坂口湧久&碧直生が語るミュージカル『キッド・ヴィクトリー』
撮影:源賀津己
誘拐事件の被害者の「その後」を描いたオフ・ブロードウェイ ミュージカル『キッド・ヴィクトリー』が2021年12月15日から浅草九劇(東京都台東区)で開幕する。
2019年に加藤清史郎主演で日本初演された本作。今回は、本格的なミュージカルを小劇場の距離感で楽しめる「浅草九劇ミュージカル企画」第一弾として、全役Wキャストで上演される。
主人公のルーカス役を演じる、坂口湧久と碧直生のふたりに作品の見どころなどを聞いた。
同じ脚本なのに、全然違う作品が出来上がっていくような感覚
ーーお稽古の最中だと思いますが、順調でしょうか?
坂口順調だと思います!(坂口が出演する)WESTチームと(碧が出演する)EASTチームはそれぞれ別日に稽古をしているのですが、なんかすごく新鮮ですね。同じ作品をやっているはずなのに、全然違う作品が出来上がっているような気がします。
碧僕はミュージカル初出演なので、正直、周りの皆さんについていくのに必死です。主人公のルーカスは歌わないんですけど、周りの皆さんの歌声には普通に感動してしまいます......(笑)。
毎日たくさん刺激を受けながら稽古しています!
ーーWESTチーム、EASTチームはそれぞれ稽古の動画を見せ合っているそうですね?
碧はい。