くらし情報『火山灰で埋没した幻の都市・ポンペイの暮らしが生き生きと蘇る!『特別展「ポンペイ」』東京国立博物館にて開幕』

2022年1月18日 12:00

火山灰で埋没した幻の都市・ポンペイの暮らしが生き生きと蘇る!『特別展「ポンペイ」』東京国立博物館にて開幕

》前1~後1世紀ポンペイ「ルキウス・カエキリウス・ユクンドゥスの家」アトリウム出土
第3章 「人びとの生活──食と仕事」では、ポンペイの住民がどのような食生活や仕事をしていたのかを紹介する。炭化しているもののそのままの姿で残ったパンや、パン屋を描いたフレスコ画などから、当時の暮らしを思い描くことができる。

火山灰で埋没した幻の都市・ポンペイの暮らしが生き生きと蘇る!『特別展「ポンペイ」』東京国立博物館にて開幕

奥:「炭化したパン」手前「炭化した干しブドウ」ともに79年、ポンペイ出土
火山灰で埋没した幻の都市・ポンペイの暮らしが生き生きと蘇る!『特別展「ポンペイ」』東京国立博物館にて開幕

左:《パンのある生物》50~79年エルコラーノ出土右:《パン屋の店先》50~79年ポンペイ、タブリヌム出土
第4章「ポンペイ繁栄の歴史」では、ポンペイで出土した豪華な邸宅「ファウヌスの家」、「竪琴奏者の家」、「悲劇詩人の家」の一部を会場内に再現。細やかなモザイクや壁画、生活調度品を当時の雰囲気を感じながら鑑賞できる。《猛犬注意》のモザイクは、客人に犬がいることを知らせるため、家の玄関に置かれていたものだという。

火山灰で埋没した幻の都市・ポンペイの暮らしが生き生きと蘇る!『特別展「ポンペイ」』東京国立博物館にて開幕

《猛犬注意》1世紀ポンペイ出土
火山灰で埋没した幻の都市・ポンペイの暮らしが生き生きと蘇る!『特別展「ポンペイ」』東京国立博物館にて開幕

ファウヌスの家に敷かれた《アレクサンドロス大王のモザイク》の高精細な映像
火山灰で埋没した幻の都市・ポンペイの暮らしが生き生きと蘇る!『特別展「ポンペイ」』東京国立博物館にて開幕

「悲劇詩人の家」を再現
ポンペイの発掘はいまなお続いている。第5章「発掘のいま、むかし」では、発掘そのものの歴史や修復作業を紹介する。

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