くらし情報『初舞台に挑む渡邊圭祐。現代と安保闘争の時代を描く物語で、今失われたものを問いかける。』

2021年11月26日 17:00

初舞台に挑む渡邊圭祐。現代と安保闘争の時代を描く物語で、今失われたものを問いかける。

それで、お芝居の仕事をちゃんとやっていこうと思ったら、舞台は通らなきゃいけないところかな、通りたいなと思うようになって。そのタイミングで今回のお話をいただいたので、「挑戦しますか!」ということになりました。

――今回は、現代と安保闘争があった1960年のふたつの時代を舞台にした物語で、それぞれの時代のふたりの人物を演じられます。まず脚本を読んでどんな感想を持ちましたか。

初舞台に挑む渡邊圭祐。現代と安保闘争の時代を描く物語で、今失われたものを問いかける。

『彼女を笑う人がいても』ビジュアル上段左から瀬戸康史、木下晴香下段左から渡邊圭祐、近藤公園撮影:マチェイ・クーチャ
その60年安保闘争という社会的な出来事がまったく馴染みのないものだったので、最初、すごく難しい本になるのかなと想像してたんです。でも、いざ本を読むと、登場人物が持つ言葉のエネルギーやストレートさが、その時代を知らない人にもまっすぐ刺さるんじゃないかなと思って。テンポも速いし、最初から最後まで集中して観られる作品になるんじゃないかなと思いました。

──60年のほうでご自身が演じる大学生の松木孝司という人物は、どんなエネルギーとかストレートさを持っているのでしょう。


彼は、言葉が持つ力をすごく信じている人なんです。

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