くらし情報『初舞台に挑む渡邊圭祐。現代と安保闘争の時代を描く物語で、今失われたものを問いかける。』

2021年11月26日 17:00

初舞台に挑む渡邊圭祐。現代と安保闘争の時代を描く物語で、今失われたものを問いかける。

学生運動やデモに直接参加しているわけじゃないんですけど、それでも、言葉の力で何かを変えることができると信じていて、そこに対してまっすぐな思いを持っている。だから、そのエネルギーを自分の内に持ちながら、彼の言葉で表現できたらいいなと思っています。

──一方、現代で演じるのは矢船聡太という新人新聞記者。どんな人物でどんな役割を持っていそうですか。

初舞台に挑む渡邊圭祐。現代と安保闘争の時代を描く物語で、今失われたものを問いかける。


現代の20代の若者を象徴するような人物だと僕は思っています。その現代っぽさを表すのにどんな言葉がぴったりなのかまだ探せてないんですけど。ただ、瀬戸康史さんが演じる先輩記者が、報道とは何か、正義とは何かと苦悩している中で発する言葉を、この聡太がどう受けてどう感じるかっていうところに、作品のメッセージがあるかもしれないなとは思っていて。というのも、観ている人に一番近いのが聡太で、観ている人のリアクションが聡太のリアクションにもなってくるのかなと思うんです。
だから、身近に感じていただけるように作り込んでいきたいなと思っています。

言葉の持つ力を、作品を通して感じてもらえるように

──60年がどんな時代で、今とどんな違いがあると思われますか。
自分なりに、断片的ではありますけど、本やネットであの時代のことを調べてみると、やっぱり表面的に見たらすごく変わっているんですよね。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.