2021年11月2日 18:00
懐かしくて新しい『ソードアート・オンライン』 松岡禎丞・戸松遥・水瀬いのり インタビュー「尊いってこういうことなんだなと思った」
2012年からスタートしたTVアニメ『ソードアート・オンライン』 。『ソードアート・オンライン』で最大の長編である《アリシゼーション》編が2020年9月に完結したが、今度は物語の原点でもある《アインクラッド》編をアスナ視点で描いた映画『ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』がスクリーンに登場した。
《アインクラッド》第一層からの軌跡を深く掘り下げていく、作者・川原礫自身によるリブート・シリーズだ。
新作でありながら、これまでの軌跡を辿るという『SAO』ファンには懐かしさもあり、そしてこれから『SAO』に触れるという人にとっては「始まりの物語」となる今作。
キリトを演じる松岡禎丞、アスナ/結城明日奈を演じる戸松遥、そして、『SAO』に初“ログイン”となるミト/兎沢深澄を演じる水瀬いのりに、『SAO』の魅力、今作ならではの見どころを語っていただいた。
懐かしさと新しさが融合した『ソードアート・オンライン』
――まず、最初に台本を読まれたときの感想をお聞かせください。
戸松:『プログレッシブ』の原作があった上で、さらにミトを加えてというオリジナルのお話ということで、テレビシリーズと同じシーン、セリフという懐かしい部分が完全に新作として書き下ろされている部分があって……新しさと懐かしさの絶妙なバランスがあります。