くらし情報『高橋惠子&永田崇人に聞く執着心「結婚指輪は……どこかにやっちゃいました(笑)」』

2021年8月6日 07:00

高橋惠子&永田崇人に聞く執着心「結婚指輪は……どこかにやっちゃいました(笑)」

永田崇人&高橋惠子 撮影:岩田えり

撮影:岩田えり



ユダヤ人の文豪の遺稿は誰のものか。その所有権をめぐり、10年に及ぶ法廷闘争が繰り広げられたことは、文学ファンなら記憶に新しいところ。

そんな実話をベースに、母から託された原稿を守るべく、30年にわたって闘い続けた女の人生を描いたミュージカル『HOPE』が日本で初上演される。

現代文学の巨匠ヨーゼフ・クラインは自分の遺稿をすべて燃やしてほしいと伝え、この世を去る。しかし、遺言を託された友人・ベルトの判断によって原稿は燃やされることなく保管され続け、第二次世界大戦の戦火を逃れ、やがてベルトの恋人・マリーのもとに。そして、その娘・ホープの手へと渡っていく。

国立図書館の主張をはねのけ、決して原稿を手放そうとしないホープ。その頑なな姿に、世間は彼女を“狂女”と糾弾する。
なぜ彼女はそこまで原稿に執着するのか。その問いの先に、数奇な運命に翻弄された女の人生が浮かび上がる。

ホープに扮するのは、ミュージカル初挑戦の高橋惠子。ヨーゼフ・クラインの原稿を擬人化したKを永田崇人、小林亮太の2人がWキャストで演じる。

はたして観客はホープの生き様に何を見るだろうか。

実は、女優を辞めようと思っていました

高橋惠子&永田崇人に聞く執着心「結婚指輪は……どこかにやっちゃいました(笑)」


――高橋さんは、本作がミュージカル初挑戦。

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