2021年12月8日 22:30
「原作ファンにもミュージカルファンにも愛される作品に」 ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』開幕へ!
セリフをちゃんと聞いていれば、ストーリーは理解できるだろうし、置いてかれることはまずないと思う。ただ、ミュージカル版ではそれぞれのキャラクターのエピソードがギュッと凝縮されているので、原作を知っていた方がより本作を楽しめるかもしれない。
ミュージカルならではの見どころも満載。ワイルドホーンによるメロディアスな楽曲は登場人物たちの思いを引き立て、『北斗の拳』の世界を盛り上げたし、大貫の類稀なる身体能力を生かしたソロダンスなど、“踊り”もかなり本格的。俳優が生身の身体で挑むアクションシーンが見どころの一つで、それらをより立体的に見せるために、映像効果やフライングを多用したスペクタクルな演出にも注目しよう。
大貫勇輔
ケンシロウ役の大貫は「世界中で長く愛される作品の主人公を演じる責任感をビシビシと感じています。お話をいただいてから原作を2度読ませていただきましたが、自らの正義と愛を貫くケンシロウのような人間に自分もなりたいと思いました」とコメント。そして「ケンシロウは、歌・ダンス・芝居のすべてが求められる役。
ダンサーとしてこれまで培ってきたことを最大限に生かし、自分にしかできない肉体表現を模索したいと思います。