くらし情報『[Alexandros]が新たな一歩を踏み出した「区切りの日」 10周年&サトヤス勇退ライブ幕張メッセ2日目レポート』

2021年3月22日 21:00

[Alexandros]が新たな一歩を踏み出した「区切りの日」 10周年&サトヤス勇退ライブ幕張メッセ2日目レポート

だ。いうまでもなく、[Alexandros]をさらなる高みへと押し上げた1曲。全身で高音を絞り出すかのような川上のヴォーカルが会場の空気を震わせていく。 リアドの鮮やかなタムさばきがブライトなムードを醸し出す「NEW WALL」ではマイクを客席に向けつつ「愛してるぜ、幕張!」と叫ぶ川上。曲を終えると磯部は楽しそうに顔を綻ばせた。「歌えないなら踊りましょう」という言葉とともに披露された「Feel like」では洒脱なグルーヴがフロアを席巻、スクリーンにニューヨークの摩天楼の夜景が映し出されるなか「LAST MINUTE」をメロウに響かせると、一転してヘヴィなリフが鳴り渡る「Mosquito Bite」へ。さまざまな音楽的変節を楽曲を通して見せつけながらも、その振れ幅の大きさがかえって彼らの変わらない芯の部分を明らかにしていくようだ。曲のラストをメンバー向かい合わせになって呼吸を合わせてキメると、カメラロール風にバンドの過去のライブ写真を見せつつ勝ち吹雪舞うなか演奏された「PARTY IS OVER」で本編はフィナーレを迎えた。


[Alexandros]が新たな一歩を踏み出した「区切りの日」 10周年&サトヤス勇退ライブ幕張メッセ2日目レポート

白井眞輝(写真:Tetsuya Yamakawa)
しかしもちろんそれだけでは終わらない。

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