花守ゆみり&東山奈央が語る“大人の定義”「私は一人じゃないんだと身をもって知ること」

撮影:友野雄
山梨県や静岡県を舞台に、女子高生たちの日常やキャンプをする姿が描かれたアウトドア系ガールズストーリー『ゆるキャン△』(芳文社)。原作コミックスは累計700万部突破、TVアニメは続編として『SEASON2』まで制作された人気作品であり、昨今のアウトドアブームをけん引している。
そしてこの夏、最新アニメーションとなる映画『ゆるキャン△』が全国の劇場へーー。
原作者・あfろ監修の完全オリジナルストーリーである今作は、なんとTVアニメの数年後が舞台。TVアニメ第1作目最終話では主人公の一人・各務原なでしこ(以下、なでしこ)の妄想で大人になったキャラクターたちが描かれていたが、今度は“本当に大人になったキャラクターたち”が登場する。
なでしこは東京のアウトドア用品店に、もう一人の主人公・志摩リン(以下、リン)は名古屋の出版社で編集者として働くなど、おなじみのキャラクターたちがそれぞれの道を歩んでいた。なでしこを演じる花守ゆみりとリンを演じる東山奈央は台本を読む前、原作にも描かれていないキャラクターたちに驚きと期待と少しばかり戸惑いもあった。しかし、台本を読むとそんな不安も吹き飛んだと笑顔で語る。