『MiMiNOKOROCK FES JAPAN』10周年前祝いは第1回目と同じく吉祥寺CLUB SEATAで パーカーズらが登場【ライブレポート】
を甘美に紡いでいく。今回は出演バンド同様に普段のEnfantsのライブよりも観客の年齢層が若く、制服姿の学生の姿もあって、松本は「今後、また会えることがあるのかな」とは言ったが、迫力のあるサウンドといつの間にか記憶に侵食するような歌や叫びには普遍のエネルギーがある。ラスト「Play」で上がった大きな歓声がその答えだろう。

Enfants
T-REX「20 TH CENTURY BOY」をSEに登場した3ピース、セカンドバッカーのステージは早口でまくし立てるように歌う怒涛のショートチューン「バンドマンとして」、そして“ワン、ツー、スリー、フォー!”を合図にもどかしい思いを炸裂させる「アダルトエイティーン」の2連投でスタートした。11月6日には渋谷WWWXで1stワンマン(完売御礼)を成功させ波に乗っているところで、「両思い」では「声、出せますか」「もっといけますか」(こうへい/vo&g)と早速コール&レスポンスで観客の歌声を引っ張り出していく。

セカンドバッカー
「今日はいろんなバンドが出演しているので、このバンドいいな、あのバンドいいなというのがあると思うんですけど。今日来てよかったなって思えるように、頑張ります」