2021年10月20日 07:00
『G.I.ジョー』最新作で堂々の悪役に! 平岳大「世界の俳優との共演は“異種格闘技”」
刀の扱いが主で、幸い僕は殺陣の経験がありましたが、初めての人も多く、ハードなトレーニングでした。ただ、そんな準備期間があったおかげで、本番では緊張もなく、乗りきることができました。撮影時にはより早く動いているよう見せなければなりませんが、どうすればそれができるかと考えることも、この準備期間に培われたと思います。
――もっとも肉体的にキツかったシーンは?
平日本のネオン街のようなところで格闘するシーンですね。あれは雨降らしの場面で、氷点下に達するスレスレの11月のバンクーバーでの撮影でしたが、水を温めて散布すると湯気が立つとのことで、真水を降らせたんです。自分なりに衣装の内側にいろいろ仕込んではいましたが、それでも寒くて低体温症になりかかりました。
『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』
――日本でのロケについて教えてください。
平2カ月ありました。
主に姫路と茨城のオープンセットです。バンクーバーの撮影では、僕が“お客さん”のような感じもありましたが、東京での撮影のときは、みんなを街に連れて行ったりしましたね。姫路でもありましたが、基本的にアメリカ人は自分で勝手にいろいろするのが好きなので、“いい店教えて”みたいなことはあまり言われなかったですね(笑)。