2021年3月29日 16:40
吉澤嘉代子、電話をモチーフにした「赤青ツアー2021」開催! 日比谷野外音楽堂ライブ決定も発表
でこのパートが締め括られた。
「もうこんな時間か。あの人まだ起きてるかな?」と、再度電話をかけるも相手は出ることなく、留守番電話に。「しばらくアルバムが出なくて、ライブもできなかったけど、ずっと楽しみに待っててくれて本当にありがとう。去年は大切なライブができなくなってすごく悲しかったけど、またみんなの前で歌えることを想像して、アルバムを作ってたよ。私にとって一番幸せなことは、あなたに私の書いた歌を聴いてもらって、あなたの一番近くにいられることなの」と今の想いを切々と語り、「今から前に好きだって言ってた歌を歌うから、聴いててね」と伝えると、ピアノの伴奏のみで届けられたのは「残ってる」。吉澤の歌と伊澤のピアノソロが深い感動を呼び、場内は大きな拍手に包まれた。
私立恵比寿中学への提供曲「曇天」のセルフカバーに続き、スクリーン全面に映し出された星空をバックに「流星」を歌うと、ここで一度吉澤がステージを去り、バンドメンバーがソロ回しを交えた長尺のアウトロを聴かせる。
その素晴らしい演奏の余韻が残る中、結んでいた髪を下ろし、リボンのついたレースのマントを身にまとって再び姿を現した吉澤は、その恰好のまましっとりと「リボン」