私たちの世代から、こういう軽音楽と吹奏楽とダンスの融合というものを流行らせたいですね。それこそ、“O-VILS.に入ればそれができるよ!”って、みんなに思ってもらえるように、新しい世代のチャレンジとしてやっていきたいですね。
――そんなO-VILS.の初の有観客ライブが、新型コロナの影響で二度の延期を経て、ようやく開催されました。
ゆいな
前回の2021年4月3日の有観客ライブ『Our name is…』が開催されるまでO-VILS.という名前は公表してなくて、そのステージで初めてこのチームの名前を発表したんです。その時のメンバーは今の半分ぐらいで、ステージに出ている人数も今より少なかったんですよ。踊って演奏するというコンセプトを決めたのは2020年の8月ですが、メンバーと練習を始めたのはその年の12月からなので。4月3日の『Our name is…』の時はとにかくがむしゃらに臨みました。
そこから8カ月たって今回の公演を迎えるまでの間に、メンバーとこれからやりたいことを話したり、目指してるものに近い映像を共有したり、お互いの意思疎通がよりできるようになって、こういうものが見たいんだ!というものが、やっとみんなで描けるようになってきたと感じました。