2022年7月6日 07:00
大原櫻子「サリーという役が私を成長させてくれる」 『ザ・ウェルキン』で緊迫の会話劇に挑む!
それによって稽古場がいい緊張感に包まれて。カンパニーを引っ張ってくださる存在というのは、こういう方のことを言うんだなと。ただTikTokを撮影している時の羊さんは、とてもお茶目ですけどね(笑)。
作品のメッセージが高カロリーであるほどお芝居は楽しい
――前作『ミネオラ・ツインズ』に続き、大原さんにとってはまたも非常に難易度の高い作品になりそうですね。
本当に!でもとても演じ甲斐のある役ですし、作品のメッセージを伝えるっていうのが高カロリーであればあるほど、やっぱりお芝居って楽しいなと感じて。そういう作品と出会える、役と戦えるっていうのは、本当にありがたいことですよね。日々サリーという役が私を成長させてくれていますし、どれだけこの作品のテーマを掘り下げられるかということが、さらなる成長へと繋がっているのではないかと思います。
――250年以上も前の時代を舞台にした作品ですが、現代の作家が描き、現代の俳優が演じることで、現代の観客にどんなものを届けられるのではないかと思いますか?
決して1759年に限った話ではない、ということはすぐにわかっていただけると思います。
たくさんの人が出て来るのですが、誰の意見が正解というわけではなく、その一人ひとりに共感出来るところがある。