2021年4月15日 20:00
中島健人、「レッドカーペット生中継!第93回アカデミー賞授賞式直前SP」出演 受賞について大胆予想したインタビューも
<中島健人・オフィシャルインタビュー>
――今年のノミネーションの中から、主要6部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞)に関して、見通しをお聞きできればと思います。
中島:作品賞は『Mank / マンク』が有力だと思います。
――それは中島さんの予想ですか? それともイチオシですか?
中島:予想であり、イチオシですね。とても面白かったです。候補作品、全部はまだ見られていないのですが、ここまで見た候補作の中で一番でしたね。これは個人的な好みではあるんですが、(『Mank / マンク』は)映画へのリスペクトがものすごくつまった映画なんですよね。いまの映画人たち――映画についてたくさん勉強してこられた方たちがいまのハリウッドを作り上げているわけじゃないですか。
その方たちが、必ず一回は勉強したであろう史実が描かれた作品。
僕たちが歴史を勉強する面白さと同じで、映画にもこんな時代があったんだな! と知ることができました。『市民ケーン』という、映画史におけるNo.1ともいわれる作品の脚本がこんなふうに書かれたんだという…。全てがノンフィクションではなく、フィクションも交えているんですけど、そこをデヴィッド・フィンチャー監督が面白く描いているなと思いました。