2021年6月16日 07:00
山田裕貴&眞栄田郷敦を突き動かす役者の情熱「魂が動くものをやっていきたい」
演じる俳優たちも本物のジャンパーに敬意を払い、細かい動きや体づくりにも心を砕いた。
「HBCカップに行ったときも、選手のみなさんがどんなふうに板を持っているのかとか、どうやってあのバーまで行くのかとか、そういうところをよく見ていました。あの靴を履くのも結構大変なんですよ。でもちゃんとパッと履けるように見えないといけないし。どうやったら選手に見えるかが、今回僕の中ではいちばん重要でした」(山田)
「ジャンパーは体型が大事なんです。みなさん、めっちゃ細いんで。だから、撮影期間中はめちゃくちゃ絞っていましたね」(眞栄田)
「そうだ。郷敦から脂質制限のことを教わってたわ。
脂質は30gから40gの間でとか。甘いものは食べていいけど、控えてくださいとか。まあ、結局ビールは毎晩飲んでましたけど(笑)」(山田)
「せめて1日1本にしてくださいって言ってました(笑)」(眞栄田)
2019年に俳優デビューした眞栄田にとっては、本作が映画3作目。演じることについては「難しいです、ずっと」と控えめに語る。
「郷敦はこのシーンではこういうふうに見えないといけないということがちゃんとわかっている人。