くらし情報『写真とも映像とも違う、圧倒的な存在感に息をのむ 『超写実絵画の襲来』開催中』

2020年3月26日 00:00

写真とも映像とも違う、圧倒的な存在感に息をのむ 『超写実絵画の襲来』開催中

生島浩《5:55》2007~2010年油彩・キャンバス


写実絵画専門美術館として知られるホキ美術館所蔵の主要作家による作品展『超写実絵画の襲来ホキ美術館所蔵』が、Bunkamura ザ・ミュージアムにて5月11日(月)まで開催されている。

現在、ブームとも言える盛り上がりをみせる写実絵画。写実絵画とは、見たままをそのまま忠実に描くことを基本にした絵画作品のこと。画家が表現したい想いが込められた作品は、ただ細密に描かれているだけでなく、写真や映像とは違った存在感を醸し出している。

同展では、“写実絵画の殿堂”と呼ばれるホキ美術館が所蔵する、現在の写実絵画を代表する作家たちの選りすぐりの人気作品約70点を紹介。

戦後の抽象絵画全盛の中で写実絵画を描き続け、セピアトーンに包まれた独自の世界を創り上げた森本草介。日本写実絵画界の牽引者にして、その作風は“魂のリアリズム”と呼ばれる野田弘志。伝統的な写実技法を基に、多様なテーマや技法にチャレンジする五味文彦。
美しい絵肌と魅惑的な女性像で人気の高い生島浩など、個性豊かな凄腕の作家たち約30人によるバラエティに富んだ作品がずらりと並ぶ。

本物とみまごうほどの超写実技法に驚かされるだけでなく、作品脇に付けられる解説や、特に作家自身のコメントに接することで、作家が作り出した独特の世界に入り込んでしまうはず。

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