山下達郎「さよなら夏の日」初MV公開、藍にいなが全編アニメーションで制作

山下達郎が、本日8月18日にリリースしたスタジオアルバム『ARTISAN』最新リマスター盤より「さよなら夏の日」のMusic Videoを公開した。

「さよなら夏の日」は、ガールフレンドと遊園地のプールに行った際、夕立に遭ったという高校時代の山下の実際の思い出を元に作られた楽曲で、夏（青春）が終わって、少年少女は大人になっていくという10代への憧憬や感傷的な思いの中に未来への小さな希望が込められている。

今回のMVの制作にあたり、スタッフは同曲を現代の若いリスナーにも届けるために、YOASOBI「夜に駆ける」、米津玄師「カナリヤ」（アニメーション部分）、オリビア・ロドリゴ「drivers license」など様々なアーティストのMVを手掛けている新進のアーティスト・藍にいなに制作をオファー。全編アニメで構成されたMVは「時間」という少年少女が抱える普遍のテーマを主題に、青春時代の危うさや儚さを巧みに表現しており、鮮烈な印象とともに楽曲にまるで現代の新曲のような新鮮さを与えている。また当時のシングルのジャケットに登場した犬と線路のオマージュなど、オールドファンも喜ばせる演出も含まれている。