2021年3月26日 07:00
東山義久「大切な仲間がいる」― ミュージカル『アルターボーイズ』、“レジェンド”が4年ぶりに復活!
から「レジェンド」に戻ったことに意味はあるのでしょうか?
“卒業”だったから「レガシー」ということだったんでしょうけど、まさかまさかで帰って来たから。個人的には、「ゴースト」という名前にしたらどうかなと思ったんだけど(笑)。
――「ゴースト」は面白すぎます(笑)。さて、2021年版はどんな演出になるでしょう?
どうなるんでしょう(笑)。多少時事ネタが変わるとは思いますが、大幅には変わらないと思います。ただ、これまで僕はお客さんと話したり、客席に降りたりしてきたので、それは多分(新型コロナウイルスの感染拡大防止の意味で)控えることになってしまいますよね。いい代案を考えたいと思います。
――改めてこの『アルターボーイズ』という作品は、東山さんにとってどんな作品ですか?
僕はDIAMOND☆DOGSというグループを2003年からやっていて、そのグループでの作品もそうですし、今年も上演する「CLUB SEVEN」という作品にも長年関わらせていただいているのですが、『アルターボーイズ』は、そういう、共に進んできた大切な仲間たちがいる作品のひとつですね。
初演当時の僕は、ほとんど歌ったことがなかったし、ミュージカル自体の経験も少なくて、ダンサーとしての要素が強かったと思うんです。