2021年3月26日 07:00
東山義久「大切な仲間がいる」― ミュージカル『アルターボーイズ』、“レジェンド”が4年ぶりに復活!
――確かに、阿吽の呼吸でやれるチームに初めて参加するのは大変そうです。
前まではね、新吾(森新吾)がいて。アイツが一番頭が良かったから。理性的で、一歩引いて見てくれていた。僕たち4人がキャッキャやっていても、違うところから「はいはい、だめですよ」ってやってくれる感じがあったんです。
今回は(浅川にとって)ゼロからだからね。僕らも大変ですけど、彼こそすごく大変なんじゃないかな。「ゴールド」や「スパーク」ではなく、いきなり「レジェンド」ですからね。
完全に僕らの生贄ですよ(笑)
上演できるのは当たり前ではない、その奇跡を繋げていくために
――2020年は新型コロナウイルスの感染拡大で大変な1年でした。東山さんも『ミス・サイゴン』のご出演が決まっていましたが、中止に。本当に残念でした。いろいろなことを考えられたと思うのですが、コロナ禍での思いを教えてください。
(演じる予定だった『ミス・サイゴン』のエンジニア役は)僕もやりたかったですよ。22歳からダンスを始めて、ちょうど20年ぐらい経ちますが、最初の頃は、舞台に立つために上手くならないと、とかいろいろな舞台に出てスキルや経験値をあげないと、とか、そういう思いの連続で、この舞台の世界をやってきたような気がしていて。