さくらしめじが見せたプロの本気「僕らがみんなを引っ張って、いろんな景色を見せていきます!」
曲の終わった後の盛大な拍手が、何よりの証拠だった。
「楽しかったですか~⁉ありがとうございました~!」(彪我)、「今年は皆さんのおかげで、さくらしめじ、色んな事があったけど、乗り越えることができました。3月10日はミニアルバムを出すし、4月4日には中野サンプラザでワンマンもできる。それも皆さんのおかげだと心の底から思っています!」「来年は彪我が20歳、僕も来年度で20歳になるので、来年は僕らが皆さんを引っ張って、色んな景色を見せられたらと思います!」(雅功)──そしてライブの最後は、お約束の一本締め。「いよ~(パン!!)」とキメて、全力でファンに手を振り、たくさんの「ありがとうございます~!」と共にハケていく2人……。
いつだってひたむきで、明るい未来を見せてくれるさくらしめじ。ライブの後はいつも、飛び切りの贈り物をもらった気になる。2021年もさくらしめじの曲を聴いていれば、きっと大丈夫。
寂しいとき、悲しいとき、辛いときに、そっと寄り添う気持ちを届けてくれる。そんな思いが胸に明るく残った、素敵なライブだった。
取材・文 / 中尾巴
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