若きオペラ歌手によるオペラ名曲コンサートが待望の開催!
文化庁・新進芸術家海外研修制度で、ヨーロッパで研鑽を積んだ若手歌手たちが研修成果を披露する「明日を担う音楽家による特別演奏会」が3月に開催される。
前回2020年は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、公演直前で中止が決定。今回は当時出演予定だった歌手が再び集結し、一部新たなメンバーを加えての待望の開催となる。
今回の出演するソプラノは3人。第86回日本音楽コンクール声楽部門優勝ほか多数の受賞歴を持つ実力者である鈴木玲奈をはじめ、海外公演出演などの実績に加え、ポップスCDの発売などクロスオーバーに活躍している竹下裕美、今年2月東京二期会『フィガロの結婚』スザンナ役を好演、7月にも同『パルジファル』に出演が決定している宮地江奈が顔を揃える。
メゾソプラノも同じく3人。金澤桃子は、小澤征爾音楽塾子どものためのオペラ」への出演に加え、東京二期会『ばらの騎士』『ファルスタッフ』出演などすでに多くの実績を持つ。日本アンサンブルコンクールリートデュオ部門優秀演奏者賞ほか多数の受賞歴を持つ鈴木望、ミラノにて日伊国交150周年記念式典のソリストを務め、名門オーケストラと多数共演している藤田彩歌にも注目したい。