Zepp Tokyoラスト3Daysオフィシャルレポ、年末恒例『GT』復活でフレデリック、アルカラ、BIGMAMAら競演

に臨んでいたこのバンドの攻めの姿勢を思い出させられた。この日が2021年のライブ納めだったサイダーガール。MCではYurinが、観客とまだ一緒に唄えない状況だが、2020年に比べて、地方へライブをしに行ける機会やフェスの開催が増えてきたと振り返った。「来年のことは分からないけど、ちゃんと、以前のライブハウスが戻ってくるように祈りを込めて」とラストは「シンデレラ」、そして「週刊少年ゾンビ」。カラフルかつ躍動的なサウンドで未来へと橋を架けた。



4組目はTOTALFAT。Bunta（Dr/Cho）が踏むバスドラに合わせて手拍子が自然発生。Jose（Vo/Gt）の「Zepp Tokyo、パーティーするぜー！」と聴き慣れたカウベルのリズムを合図に1曲目の「PARTY PARTY」が始まった。モッシュ・ダイブはできずとも、フロアではそれぞれがそれぞれにハイになっている。コロナ禍以前にはシンガロングが起きていた「晴天」では、きっと心の中で唄ってくれていると信じ、無音を恐れず、観客にフレーズを託す3人。すると今度はバンドの気持ちに応えるように、フロアから強い手拍子が返ってきた。



そうして「World of Glory」